1998-12-24 ArtNo.17783
◆<印度>シーメンス松下、AELのキャパシタ・ユニット買収
【ニューデリー】シーメンスと松下電器産業の50:50の合弁会社シーメンス・マツシタ・コンポーネンツはエーシアン・エレクトロニクスLtd(AEL)がNasikに設けたACキャパシタ・ユニットを560万米ドルで買収した。
今回の買収契約の下、シーメンス・マツシタは今年10月1日に遡り向こう5年間、ACキャパシタ売上の2%をロイヤルティーとしてAELに支払う。
シーメンス・マツシタはこれ以前にAELのDCキャパシタ・ユニットも買収しており、同社はインドをキャパシターのグローバルな輸出基地にする計画だ。
シーメンス・マツシタは4年前にAELと74:26の出資率でエレクトロニクス・ハイテク・コンポーネンツ(EHC)と称する合弁会社を設けており、AC/DCキャパシタ・ユニットは同合弁会社の一部を成していた。
一方、AELはEHCに新資金を注入、その持分を26%から40%に引き上げた。EHCによると、キャパシタ部門の分封は省エネ製品に集中する戦略に基づくものと言う。(IE:12/23)
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