1998-12-24 ArtNo.17782
◆<印度>インド・ラマ、PTAプラント候補地を依然物色
【ナグプル】インド・ラマ・グループは依然として純粋テレフタル酸(PTA)プラントの建設地を物色している。
総投資額2000クローのPTA事業は三井石油化学及び伊藤忠商事との合弁プロジェクトで、当初はアンドラプラデシュ州Vishakhapatnam近郊Cheepurpalliに工場が設けられるはずだった。しかし敷地の確保等で実現に至らず、新たな候補地が物色されている。このためプロジェクトは若干遅延しているが、これはポリエステル市況の改善やタイミング問題を配慮した結果でもある。
一方、350クローの軽/中重量化学繊維工場はマハラシュトラ州Aurangabadに設けられる見通しだが、マハラシュトラ州ナグプル近郊Botiboriが選ばれる可能性もある。しかし当面は石油化学プロジェクトを優先し、繊維ビジネスは後回しにする方針と言う。(ET:12/23)
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