SEAnews 1998-12-23 ArtNo.17766

【ペナン】ＣＯＢテクノロジー・アジアSdn Bhdは、オリンパス光学工業と提携し、クダ州スガイ・プタニに設けた工場で内視鏡ＯＴＶ－ＳＣを製造、今年10月に初出荷した。
オリンパス・シンガポールのイナトメ重役によると、ＯＴＶ－ＳＣはオリンパスの販売網を通じて世界市場に投入される。オリンパス東京本社はより多くの製品をＡＳＥＡＮ諸国で製造する可能性を研究していると言う。
一方、サーフィス・マウント・テクノロジーとエボルビング・エリア・アレイ・テクノロジーをベースとした総合的製造ソルーション・プロバイダーを目指すＣＯＢテクノロジーはベンチャー・キャピタルの導入を通じて事業の拡張を図っており、1858平米のスガイ・プタニ工場は9290平米に拡張され、従業員は現在の700人から来年までに1300人に増員される。
1994年末に資本金1400万Ｍドルで設立されたＣＯＢテクノロジーは、これまでに5800万Ｍドルを投資、来年はさらに7000万Ｍドルを投資する計画だ。
1999年2月期の年商は2億5000万Ｍドル、利益は1600万Ｍドルを見込んでいる。既に今年8月までに800万Ｍドルの利益を実現、利益目標は達成できる見通しだ。(STAR:12/22)