SEAnews 1998-12-21 ArtNo.17734

【クアンタン】クアンタン・ポート・コンソーシアムSdn Bhd(KPC)は、クアンタン港に石油／石油化学業界向けの大型貯蔵施設を設けるため18日、国営石油会社ペトロナス傘下のクアンタン・ターミナルズSdn Bhd (KTSB)と、サブ・リース契約を結んだ。
関係プロジェクトでは約25万平米の土地に貯油タンク、パイプ・ラック、パイプライン等が設けられる。ＫＰＣのモハメド・アワン・トゥラ重役(COO)によると、付近のGebeng工業区がマレーシアの化学／石油化学基地として浮上、石油やガス、その他の副産品の入手が容易になったことから、クアンタン港は化学業界にとって最も魅力的な戦略的立地点になっている。
港湾施設の拡張に関しては港湾内80ｈａを浚渫、化学品バース6つ、コンテナ・バース1つの追加建設が計画されている。これらのバースは5万3000トンまでの船舶をケーターできる。来年の着工、2001年5月の完工が予定されていると言う。(STAR:12/19)