1998-12-19 ArtNo.17717
◆<馬>GDP、来年は依然として1%成長も:首相
【ハノイ】マハティール首相は17日、来年は1%の国内総生産(GDP)成長率を依然実現できるかも知れないと語る一方、今年は6%を超える落ち込みが記録されるとの見通しを再確認した。
それによると、首相が1999年予算案を国会に上程した際には、今年は4.8%のマイナス成長が記録されると予想されたが、最近の統計数字は、その程度の落ち込みでは済まないことを示している。これはマレーシア中央銀行前総裁が国際通貨基金(IMF)の勧める諸施策を実行した結果と言う。
首相は韓国やタイへの外資の流入が再び活発化する中で、マレーシアは通貨管制に見直しを加える考えはないかとの質問に、建設的な外資の流入は続いており、懸念はないと述べ、通貨管制を解除後に投機家の攻撃を受けないと言う保証はないため、現状では通貨管制を解く考えはないと答えた。(ST,BT,MBT:12/18)
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