1998-12-17 ArtNo.17690
◆<馬>メガ・ファースト、海外資産処分し危機乗り切り
【クアラルンプル】メガ・ファースト・コープBhd(MFCB)は一部の海外資産や海外投資の処分を通じて負債を軽減、財政難の乗り切りを図る方針だ。
MFCBのチン・ユンゴク重役(MD)が15日の年次総会後語ったところによると、同社は既にニュージーランドの食品加工ビジネスの権益を処分したが、その他の処分すべき資産や投資についてはまだ決定を下していない。
銅の値下がりとMドル相場の下降が、中核とする鉱業部門の業績に深刻な打撃を与えた。1998年6月期の業績は、前年の税引き前利益1070万Mドルから税引き前損失2400万Mドルに後退した。
同社の電力部門と不動産部門の利益は拡大したものの、鉱業部門は8900万Mドルの税引き前損失を計上、英国における重機/部品/アクセサリー販売部門もポンドの値上がり等に災いされ4180万Mドルの税引き前損失を出した。(MBT,STAR:12/16)
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