1998-12-17 ArtNo.17689
◆<馬>通信各社、ユニバーサル・サービス・コストM$3億をシェア
【クアラルンプル】マレーシア政府は、山村僻地の国民にも平等に電気通信サービスを提供するためのいわゆるユニバーサル・サービス・オブリゲーション(USO)の費用として、通信会社各社が年間3億Mドルをプールすることを認めた。
業界筋によると、電気通信会社各社の拠出額はテレコム・マレーシアBhd(TMB)が68%の2億400万Mドルでトップ、以下セルコム16.7%/5000万Mドル、ビナリアン6.5%/1960万Mドル、モビコム4.6%/1380万Mドル、タイム・テレコム3.1%/930万Mドル、DiGiテレコミュニケーション1.1%/320万Mドルと続く。
しかしアナリストは、例えば移動電話ライセンスのみのモビコムの拠出額が何故、総合サービス会社のそれを上回るのか等、同配分の根拠に疑問を呈している。ちなみにこれまでUSOコストは全てTMBが負担、年間3億~5億Mドルを投じてきたとされる。(MBT:12/16)
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