1995-05-29 ArtNo.1768
◆<馬>ピレッリ、バクン事業で2コンソーシアムに参加
【ランカウィ】イタリアのタイヤ/ケーブル・メーカーPirelli Cavi SpAは、サラワク州バクンのマンモス水力発電事業に関わる17億米ドル相当の陸上/海底ケーブル敷設契約の獲得を目指し、開発業者のEkran Bhdに今月18日に入札資格審査書類を提出した。
ピレッリのGianfranco Acquaotta主任(海底ケーブル/オフショア・パワー・システム営業担当)が26日語ったところによると、現在関係工事にはピルグリム・ファンドマネージメント・ボード(LUTH)とマレーシアン・リソーシズBhd(MRCB)に率いられる2コンソーシアムが入札しているが、ピレリはその双方に35%ずつ参加している。サラワク州のバクン・タジュディン・タトゥとジョホール州のムルシンを結ぶ640キロの海底ケーブルと陸上ケーブルの敷設工事には、別に2コンソーシアムが入札する模様で、内1つにはスイス企業アセア・ブラウン・ボベリも加わっている。正式入札は7月に募集され、結果は今年12月に明らかになる。バクン・プロジェクトは来年初に着工され、2000年までに完成される。(NST,STAR:5/27)
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