1998-12-15 ArtNo.17656
◆<馬>海軍、M$2千万ネットワーク・プロジェクトを準備
【クアラルンプル】マレーシア海軍のマスター・コンピューターライゼーション・プログラムの第2次計画が来年6月に着手される。
同プロジェクトではコンピューティングやコンピューター化の中枢機能を支える情報ハイウェイ、電気通信インフラ、総合的兵站システム(ILS)の構築が図られる。
インフラストラクチャーの構築に関わるフェーズ2bプロジェクトは、既にユニバーシティー・テクノロジー・マレーシア(UTM)コンピューター科学/情報技術(IT)学部のビジネス・ユニット、Institut Teknologi Perisian(ITP)が2000万Mドルで請け負っている。関係するハードウェアやオフィス自動化設備の納入に関わるフェーズ2A契約は未だ発注されておらず、予算額も伝えられていない。
ITP所長を務めるハリホディン・スラマ准教授によると、フェーズ2Bは向こう3年間に段階的に実行され、ペラ州ルム及びパハン州クアンタンの海軍基地とクアラルンプルの海軍本部を結ぶネットワークの構築が図られる。同ネットワークにはメンテナンス/材料/人材管理に関わる情報システムの構築が含まれ、ILSデータベースを補完する。
ITPは、米国拠点のBath Iron Workersが1996年10月にマスター・コンピューターライゼーション・プログラムの第1期事業を受注した際、パートナーを務めた実績を有する。第1期事業は1997年4月に完成している。(コンピュータイムズ:12/14)
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