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1998-12-15 ArtNo.17654
◆＜星＞ＩＳＰ、続々仮想専用ネットワーク・サービス提供
【シンガポール】シンガポールや他のアジア諸国のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)は続々バーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)サービスに乗り出している。
ＶＰＮはインターネット技術を応用した仮想専用ネットワークで、従来のリース回線を利用したネットワークに比べ国際通信コストを90％以上節約できるのが、主要な魅力。シンガポールではパシフィック・インターネットが、インテルに買収された米国のリモート・アクセス・ソルーション・プロバイダー、Shiva Corporationと共同でＶＰＮサービスを販促、ライバルのシングネットは米国のネットワーキング会社シスコ・システムズと手を組んでＶＰＮソルーションを提供している。
シスコ・システムズ・サウス・アジア幹部によると、ＩＳＰを利用したＶＰＮのアウトソーシングが急速に拡大、ＩＳＰに計り知れないビジネス機会を提供している。今やＶＰＮはＩＳＰビジネスの主流になりつつある。数週間以内に新たに13社のアジアＩＳＰがシスコから関係技術を導入する予定で、これらには中国や台湾の他、インドネシアのＩＳＰも含まれている。中国と台湾はシスコのＶＳＰビジネスの主要市場になっている。
シスコはシングネット同様、他のアジアＩＳＰ13社に1720ルータを納入する予定だが、1720ルータは安全で高品質なサービスを保証すると言う。(BT:12/14)
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