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1998-12-14 ArtNo.17646
◆<印度>HAL、ロールスロイスと航空機エンジン部品製造協議
【バンガロール】ロールス・ロイスはヒンドスタン・エアロノーティクスLtd(HAL)とインドで航空機エンジン部品を製造する合弁交渉を進めている。
ロールス・ロイスのJulian Hobbs重役(航空産業担当GM)とHALのStorm Smith課長(ビジネス開発担当)が11日、共同記者会見したところによると、両社はバンガロールにセンター・オブ・エクサランスを設け、エンジン部品を共同生産する可能性を協議している。ロールス・ロイスはアジアでは中国にこの種のセンターを設け、タービン・ブレードを生産している。
HALは現在英国メーカーとのライセンス契約の下、インド空軍戦闘機ジャガーのAdourエンジンを製造している。ロールス・ロイスとのエンジン合弁はFrench Turbomeca社も関係したもので、HALの航空機エンジン製造にとって新たな里程標になる。
HALのKrishnadas Nair会長兼MDによれば、協議は来年第1四半期にも妥結する見通しだ。
ロールス・ロイスはHALがインド空軍のために開発した中級訓練機用にハイ・パワー・エンジンViper632及び650を、またインド空軍が使用している初級訓練機のエンジン交換計画にターボプロップAllison-250の売り込みを図るともに、12億米ドルの上級訓練機納入レースにも関与している。
同レースにはブリティッシュ・エアロスペースのホーク、ロシアのミグ80、フランスのDassaultが加わっている。(THBL:12/12)
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