1998-12-11 ArtNo.17617
◆<印度>インド国営海運会社、日本のLNGキャリアと合弁協議
【ムンバイ】ペトロネットLNGとの合弁協議が継続中にも関わらず、シッピング・コーポレーション・インディア(SCI)はEnnoreとPipavに設けられるターミナルとの契約獲得を目指し、日本の液化天然ガス(LNG)輸送会社と合弁交渉を進めている。
SCI幹部によると、同社は日本や韓国拠点の国際メジャーと交渉を進めていると言う。国際LNG輸送ビジネスは10~11社のプレーヤーが103隻のタンカーを投入して牛耳っており、外国銀行はSCIがこれらのプレーヤーと合弁を組むなら、SCIに対する信用供与の上限を容易に引き上げることができる。
Gujarat Pipavav Port Ltd(GPPL)のLNGターミナル第1期分は、2001年第4四半期に稼働する予定で、キャパシティーは265万トン、その3~4年後には第2期工事も稼働、キャパシティーは530万トンに達する。一方、Ennoreターミナルは1800MWのガス発電所に奉仕することになる。
なおSCIはペトロネットLNGに対して出資率49:51の合弁を提案、ボールはペトロネットLNG側のコートに有ると言う。(ET:12/10)
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