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1998-12-11 ArtNo.17612
◆＜馬＞国境貿易におけるＭドル取引許可も：第二蔵相
【クアラルンプル】マレーシア政府は国境地帯における少額のＭドル取引を認める可能性を検討している。
アフィフディン・オマル第二蔵相が最近の国会答弁で語ったところによると、国境地帯、取り分けタイやシンガポールとの国境付近ではＭドルを用いた日常取引が依然として行われていることから、柔軟に対応する必要がある。国際的な通貨取引と異なり、取引規模は僅か数千ドルと言う。
今年初9ヶ月に承認された米国からの投資プロジェクトは59億Ｍドルと、昨年の23億Ｍドルを上回った。同様にオランダからの投資プロジェクトは3350万Ｍドルから5億7200万Ｍドルに、英国からのそれは、2億600万Ｍドルから3億9600万Ｍドルに、オーストラリアからのそれは1100万Ｍドルから9000万Ｍドルに、いずれも拡大しており、通貨統制は国内経済に積極的な影響を及ぼしている。中央銀行の外貨準備も今年8月の34億Ｍドルから11月15日の898億Ｍドルに大幅に拡大したと言う。(ST:12/10)
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