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1998-12-11 ArtNo.17611
◆＜馬＞首相、明日国際ファンド・マネージャーと会談
【クアラルンプル】マハティール首相は明日(12/12)主要な国際ファンド・マネージャーと会談、国際市場環境やマレーシアの通貨統制に関して意見交換を行う。
今回の会談は政府の財務顧問を務めるソロモン・スミス・バーニーによりアレンジされたもので、元々今日(12/11)催されるはずだったが、首相の健康上の理由から1日延期された。総理府スポークスマンによると首相は風邪気味で、日曜の与党統一マレー国民組織(UMNO)の会議や来週のＡＳＥＡＮサミットに備え、水曜の定例閣議後大事をとり自宅で休養した。しかし巷間に伝えられた入院説は虚報と言う。
土曜の会議は質疑応答方式がとられる。国際投資家はアンワル前副首相の更迭を巡るマレーシアの内政問題をそれほど懸念していないが、外国人の投資に課された1年間のホールディング規則に強い不満を抱いている。このため短期資金に対する出国税賦課等のより柔軟な方式に転換されるのではないかとの憶測もなされている。
マハティール首相は土曜には、住宅セール全国キャンペーンの開幕式を主宰する予定で、その際には不動産領域に対する外国投資の一層の自由化措置も発表される見通しだ。(ST:12/10)
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