1998-12-05 ArtNo.17541
◆<印度>Indal、700クロー・アルミ製造拡張計画推進
【ニューデリー】Indian Aluminium Company Ltd (Indal)は一連の事業拡張計画に700クローを投じる計画だ。
カルナタカ州Belgaumのアルミナ精錬施設の拡張に350クロー、オリッサ州Hirakudの精錬施設の拡張に320クロー、Belgaumの遊休アルミナ精錬施設の操業再開に30クローを、それぞれ投資する。
これによりBelgaumのアルミナ精錬能力は28万トンから51万トンに、Hirakudのキャパシティーは3万トンから6万トンに拡大される。またこれに伴いHirakudの自家発電施設の発電能力は67.5MW(メガワット)から144.5MWに増強される。同プロジェクトはタタ・エレクトリックがBOT方式で引き受けた。
また電力不足で遊休していたBelgaumの生産能力6万トンのプラントの操業再開が目指され、Indalは州電力局に替えてJindal Tractebel Power Company Ltdから60MWの供給を受ける。こうして拡張されたアルミナの生産能力は主に輸出に振り向けられる。
一方、マハラシュトラ州Talojaの再熔解施設及びHirakudの鋳造施設の試運転開始で、シート・ビジネスが補強される。Indalは今後特殊アルミナ・ケミカル、シート、フォイル・ビジネスに照準を合わせる計画だ。(ET:12/4)
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