1998-12-05 ArtNo.17534
◆<星>華人互助会/労組、失業者に無料全日制訓練、生活費も補助
【シンガポール】チャイニーズ・デベロプメント・アシスタンス・カウンシル(CDAC:華社自助理事会)と全国労働組合会議(NTUC)は共同で、華人系失業者のための無料の全日制訓練コースを設けるとともに、月額500Sドルの生活補助も支給する。
CDACとNTUCが3日発表したところによると、CDACは明年1月からジャラン・ブキ・ムラ技能訓練センターで開講される半年間の第3級全国技能証明(NTC-3)全日制コースの受講料3300Sドルを補助、NTUCはスキルズ・リデベロプメント・プログラム(SRP)を通じて月間500Sドルの生活費補助を支給する。当面、エレクトロニクス、メカトロニクス、メカニカル・サービスの3コースが設けられるが、需要に応じて他のコースも導入される。
月間個人収入1500Sドル以下/世帯収入2000Sドル以下(35歳未満)/2500Sドル以下(35歳以上)のシンガポール国籍もしくは永住権を有する華人で、中学2年修了もしくはOレベル(中卒)資格所持者が受講できる。
既に15社以上の企業が同スキーム修了者の雇用に関心を表明しており、例えば石油化学部門には300人分、ウエハー・ファブ企業には250人分の空席が存在すると言う。(ST,LZ:12/4)
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