1998-12-04 ArtNo.17522
◆<馬>ERPのSymix、来年は売上40%増予想
【クアラルンプル】エンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)ソルーション・プロバイダー、Symix Systems Inc(SSI)は、来年のマレーシアにおける営業額及び域内売上がともに40%の成長を見るものと予想している。
オハイオ州コロンバスを拠点とするSSIのSimon Gainsford社長(アジア太平洋地域担当)が電話インタビューに応じたところによれば、同社の1998年6月期世界売り上げは9700万米ドルで、1999年6月期には1億2500万米ドルを見込んでいる。この内12%がアジア太平洋地域売上で占められる見通しだ。同社の看板商品SyteLineは包装、電子、プラスチック、家具、金属加工、重機業界をターゲットとするERPシステムで、カスタマー・シンコロナイズド・リソース・プラニング(CSRP)概念が導入されている。
SSIはこの他、Syte Advanced Planning & Scheduling(APS)/SytePower(ビジネス・モデリング&データ)/SyteService(アフター・セール・サービス)/SyteEDI(エレクトロニク・データ・インターチェーンジ)/SyteGuide(プロジェクト・コントロール&ISOドキュメンテーション)/Jetforms等の製品を提供しており、大部分の顧客が2つか3つのCSRP製品を購入している。ソルーションの据え付けコストは5万米ドルから。
地元パートナーのAAビジネス・コンピューティングSdn Bhd(AABC)はスポンサーシップの下に、地元大学にSyteLineソフトウェアを提供している。SSIはAABCを通じてユニバーシティ・テクノロジ・マレーシアのビジネス&アドバーンスト・テクノロジー・センターの創設やユニバーシティ・サインス・マレーシアのメカニカル・エンジニアリング学部の創設を支援している。(コンピュタイムズ:12/3)
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