SEAnews 1998-12-03 ArtNo.17510

【ニューデリー】インド政府は、投資誘致に対する積極的姿勢を投資家に示すシグナルとして一連の投資奨励策を近く発表する。
ワールド・エコノミック・フォーラムが1日主催した経済サミットの席上、計画委員会のジャスワント・シン副議長が語ったところによると、これらには今月末までに発表される国際空港プロジェクトに対する100％の外国直接投資導入やメガ・エクスプレスウェー・プロジェクトが含まれる。電気通信事業政策専門委員会は向こう3週間以内に最終報告書を政府に提出する。同期間には、政府はまた情報技術(IT)専門委員会から提出されたハードウェア部門に関する第2報告書に裁定を下す。
シン氏によれば、インドは福祉立国を目指す訳では無いが、約4億人の国民が貧困ライン以下の生活を強いられている現状では、福祉の安全ネットのために補助金を支出することは政府の国民に対する責任に属すると言う。(THBL:12/2)