1998-12-02 ArtNo.17494
◆<馬>イメージ・システムのオプティカ、KLにアジア本部設置
【クアラルンプル】コンピューター・イメージング・システムのスペシャリスト、Optika Imaging Systems Incは8月にシドニーと香港のオフィスを閉じ、クアラルンプルに地域本部を設けた。
オプティカは四半期レポートに中で、同措置をアジア市場のリスクを最小限に抑制するための事業再編と説明している。
オプティカのポール・ジョンソン取締役(アジア地区担当)が先週シンガポールで催された新製品Optika eMediaの発表会後語ったところによると、クアラルンプルでは技術支援業務の他、訓練や研究開発(R&D)も手がけられる。同社が米国以外でR&Dを手がけるのは初めてのこと。
eMediaはペーパー・ベースから電子ベースへの移行を告げるドキュメント・イメージング・システムで、9月の米国における発売以来大量のペーパー・ワークが行われる銀行、保険会社、大手小売会社等をターゲットに売り込みが図られてきた。経済危機に直面するアジアの企業にとってもコスト削減と効率アップに役立つはずと言う。
オプティカの第3四半期(7-9月)の営業額は520万米ドルと、第2四半期の350万米ドルを49%上回った。しかし年初9ヶ月の営業額は1240万米ドルと、昨年同期の1550万米ドルを下回った。(MBT:12/1)
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