1998-12-01 ArtNo.17483
◆<印度>上半期の自動車販売、バイク除きダウン
【ニューデリー】今年上半期(4-10月)の自動車販売は二輪車部門が好調を保ったのを除き、他のカテゴリーは不振が目立ち、取り分け大型商用車(HCV)部門は36.47%の売上減をマークした。
インド自動車製造業者協会(AIAM)の最新報告書によれば、商用車部門で売上を後退させたものの筆頭にはTelcoが挙げられ、軽商用車(LCV)販売は1万9873台と、前年同期比16.67%減、HCV販売は2万1940台と、同45.10%の落ち込みを記録した。Ashok Leyland Ltd(ALL)のHCV販売は64%減の1万3580台、LCV販売は15%減の259台で、その他のメーカーのLCV販売は、Eicher Motorsが4.9%減の2715台、マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)が27.58%減の2954台、Baaj Tempoが34.7%減の1817台と続く。
乗用車部門では、独占的市場シェアを有するMaruti Udyog Ltd(MUL)が4.24%売上を伸ばした他は、ジェネラル・モーターズが64%減の6228台、マヒンドラ・フォードが56%減の2121台と、ほどんどのメーカーが販売成績を下降させた。新参のHyundai Motorは1123台、ホンダ・シエルは5644台だった。
しかし二輪車部門では、大部分のメーカーが同期に売上を伸ばした。スクーター販売は3.46%、オートバイ販売は24.17%、それぞれアップ、Bajaj Autoとヒーロー・ホンダが、スクーター市場とオートバイ市場をそれぞれリードした。(ET,IE,TH:11/28)
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