1998-12-01 ArtNo.17478
◆<馬>コンパック、MSC拠点にスマートカード合弁計画
【クアラルンプル】コンパック・コンピューター・マレーシアSdn Bhdは地元情報技術(IT)パートナーと提携し、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)を拠点に多目的スマートカード・ソリューションを開発する計画だ。
ラジャン・ナタラジャン取締役(ネットワーク/システム統合サービス担当)によると、コンパックは同プロジェクトを通じ、地元にスマートカード技術を移転、地元パートナーには、マレーシアのスマートカード政策にフィットした製品を開発するためのリード役が期待される。開発されたソルーションは専らマレーシアのニーズに応じたものになるが、こうした製品の域内市場を開拓するか否かも地元パートナーに委ねられる。
コンパックが参入可能なこの他のMSCをベースとした活動には、セル式電話障害管理システムの開発(同システムは固定式電話にも応用できる)や、コンピューター支援設計/エンジニアリング(CAD/CAE)シミュレーション専用ワークステーションの開発も含まれる。
コンパックは目下、MSCベースの別法人の設立を準備していると言う。(コンピュータイムズ:11/30)
|