1998-11-27 ArtNo.17441
◆<星>E50受賞企業、賃金カットの可能性否定
【シンガポール】今年の“エンタープライズ50”受賞企業中、トップ5企業はいずれも、中央積立基金(CPF)雇用主負担分の10%ポイント・カットで十分と述べ、改めて15%の賃金カットを行う考えのないことを表明した。
ビジネス・タイムズとアンデルセン・コンサルティングが、経済開発局(EDB)の賛助も得て毎年共催している、シンガポールの非公開企業トップ50社の表彰式が25日催された。トップ5中の3社、Salcon Limited、YHI Holdings Pte Ltd、Tee Yih Jia Food Manufacturing Pte Ltdは今年の昇給を凍結する考えを示したが、Luxasia Pte LtdとManufacturing Integration Technology Pte Ltdは、依然として昇給を行う方針を明かにした。
今年の受賞50社中23社は新参で、昨年の受賞者中4社は上場を果たし、また19社がリセッションの影響でリストから姿を消した。今年はリセッションの影響で、受賞企業50社の売上は昨年実績を20%下回り、利益も15%下降している。(ST,BT,LZ:11/26)
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