1998-11-26 ArtNo.17435
◆<印度>アルミ業界、スクラップ輸入関税問題で分裂
【ニューデリー】インド国内のアルミ業界はスクラップ輸入関税を引き上げるべきか否かで、対立している。
一次生産業者のHindalco、Balco、Nalco等は製品在庫の山を抱え、アルミ・スクラップの輸入関税引き上げを望んでいる。しかしIndian Aluminium Company Ltd(INDAL)はシートやフォイルの製造、成形等に輸入スクラップを利用しており、同社は最近政府に対して、目下のアルミスクラップに対する21.15%の輸入関税を引き上げぬよう陳情した。
それによると国内の一次メーカーはトン当たり950米ドルで製造が可能にも関わらず、45%のマージンを乗せ1722米ドルで販売している。これに対して国際価格は1300米ドルと言う。(ET:11/25)
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