1998-11-26 ArtNo.17431
◆<馬>アーサー・アンダーソン、サイバージャヤにセンター開設
【クアラルンプル】アーサー・アンダーソン・ビジネス・コンサルティング傘下のアドバンーンスト・テクノロジー・グループ(ATG)はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内のインテリジェント・タウンシップ、サイバージャヤにリソース&システム・ソルーション・センターをオープンした。
ATGのウィリアム・ハチソン取締役が、センターのオープニングの席上語ったところによると、3期に分けて400万米ドルを投じて設けられた同センターで、アーサー・アンダーソンの顧客は、ビジネス・アプリケーションに関わる設計やプロットタイピング活動を手がけ、ビジネス・パフォーマンスの向上を図ることができる。同社はアトランタ、サンノゼ、ロンドン、東京にも同様なセンターを設けている。
ATGは情報技術(IT)領域における3つの主要な役割を演じる。これらの役割とは、第1に先端技術領域におけるある種の指導的役割、第2に米国/欧州/アジア太平洋地域のビジネス・コンサルティング・オフィスをリンクした高速ネットワークのためのアジア太平洋地域ハブの役割、第3は、世界的な技術移転ハブの役割。
ATGはインターネット、Eコマース、データウェアハウジング、ネットワーク・アーキテクチャー領域の専門家をリクルートして、これらの役割を遂行する。高速ネットワーク“ジュピター”は、アーサー・アンダーソンのオフィスとハードウェア/ソフトウェア・パートナーをリンクしており、先端的なビジネス・ソルーションをアジア太平洋地域の顧客に迅速にデモンストレーションできる。
ATGは、国際水準のハード/ソフト製品を開発するマレーシア企業と協力し、これらの製品を世界市場開拓を支援すると言う。(STAR:11/25)
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