1998-11-26 ArtNo.17428
◆<馬>BASF、ペトロナスと第3の合弁協議、プロトンにも接触
【クアラルンプル】ドイツの化学企業BASF AGは国営石油会社ペトロナスと、パハン州クアンタン市Gebengにおける第3の化学合弁協議を進めている。
BASF(M)Sdn BhdのVictor Szechenyi重役(MD)が24日語ったところによると、BASFとペトロナスは既に60:40の出資率で、アクリル酸/アクリル・エステル及びオキソ・アルコールの製造事業を同地で進めており、投資額は合計7億米ドル。アクリル酸とアクリル・エステルの工場は2000年第1四半期に、オキソ・アルコール工場はその1年後に、それぞれ稼働する。同社がグブン工業団地に確保した135ha、24区画の土地の全てを利用するには少なくとも20年を擁する。
BASFはまた国産車メーカー、プロトンとポリウレタンを利用したインテーク・マニホルド製造の可能性も協議している。プロトンの反応は積極的で、採用が決まれば、プロトン車新モデルに装備されることになる。アジアの化学品市場の需要は昨年10~15%下降したが、同社としては市況回復の波に乗ることを目指していると言う。(NST,STAR:11/25)
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