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1995-05-26 ArtNo.1742
◆＜馬＞ムティアラ、先頭切ってＰＣＮ商業サービス開始
【クアラルンプル】ムティアラ・テレコミュニケーションズSdn Bhdは23日、競争者に先駆けてＰＣＮ(ﾊﾟｰｿﾅﾙ･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ･ﾈｯﾄﾜｰｸ)の商業サービスを開始、マレーシアにおける第4の移動体電話営業会社となった。
ムティアラ社の48％の権益を握るビンセント・タン取締役がこの日の記者会見で語ったところによると、同社のＤｉＧｉ1800ネットワークは目下クランバリー地区をカバーしており、今年末までには全国網が構築される。営業開始後毎月4000人、年間約5万人の契約者を獲得、3年で採算ラインの15万人達成を目指す。2000年時のＰＣＮ普及率を10％として、約200万人の市場規模が見込め、競争は厳しいものの、潜在性は大きい。同社は過去9カ月間にネットワーク構築に6億Ｍドルを投じたが、最終的に12億Ｍドルを投資する計画だ。目下国内で市販されているハンドフォーンの中でＤｉＧｉ1800に利用できるのはノキアとモトローラ製のもので、各2388Ｍドルと2488Ｍドルと言う。一方、タン氏以外のムティアラ主要株主にはワン・アドゥル・ワン・イブラヒム氏(11%)、ブミプトラ企業のアサル・マクムルSdn Bhdとアタム・ニクマトSdn Bhdが挙げられるが、タン氏はブルジャヤ・グループが将来資本参加する可能性も否定しなかった。(NST,STAR:5/25)
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