1998-11-25 ArtNo.17413
◆<馬>セイワの現地合弁会社、DVD/TV製造契約獲得に注力
【クアライ】Seiwa-Podoyo(M)Sdn Bhd(SPM)は目下シンガポール拠点の多国籍企業と、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)プレーヤーやTVセットの製造契約交渉を進めている。
SPMのクア・リムリン取締役が23日催されたジョホール州クライのバンダル・トゥンガラにおける工場開所式の席上語ったところによると、シンガポール拠点の多国籍企業はSPMが納品した部品の品質に満足しており、来年第1四半期には協議が妥結する見通しだ。
セイワ・カセイCo Ltd、Sharikat Podoyo Plastic Industries(M)Sdn Bhd、三菱商事が合弁で1993年に設立したSPMは、当初Podoyo Plastic Industriesの工場で ビデオ・フロント・パネルの製造を手がけていたが、1997年4月からミツビシ・エレクトリック(M)Sdn Bhd向けビデオ・カセット・レコーダー(VCR)のデッキ製造を開始した。
同社が1250万Mドルを投じてバンダル・トゥンガラの3万751平米の土地に設けた工場では、1日当たりVCR8000台、オーディオ/ビデオ・メカニカル・デッキ4000ユニットを製造できる。目下同社はその製品をHitachi Asia Pte Ltd、Kong Wah Enterprises Co Ltd、Matsushita Audio Video(M)Sdn Bhd、Mitsubishi Electric(U.K)Ltd、Sanwa RC System Sdn Bhd等に納入していると言う。(NST,STAR:11/24)
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