SEAnews 1998-11-24 ArtNo.17402

【クアラルンプル】不動産開発業者アトラス・コーポレーションSdn Bhdは、来年第1四半期には医療及び教育ビジネスに乗り出す方針だ。
ヨー・チューフイ重役(MD)によると、創業以来20年、初めて手がける非不動産事業には合計3000万Ｍドルが投じられる。目下医療専門家グループとの交渉が進められており、3ヶ月以内に覚書が調印される見通しだ。同プロジェクトには2000万Ｍドルが投資され、内1000万Ｍドルは医療機器の購入に投じられる。
また同社のクアラルンプル市内におけるフラッグシップ・プロジェクト、プラザ・パンタイの第1期分に、最初のチャイルド・ケア施設が設けられ、2歳以上の児童を対象としたエデュテーメントとコンピューター基礎教育が提供される。初年度に全国5カ所に同様の施設を設ける方針で、投資額は1000万Ｓドル。同プロジェクトでは外国パートナーと合弁を組む。
フェデラル・ハイウェーに沿った完成間近のムナラ・テレコムに隣接して開発中のプラザ・パンタイの6つのタワーの内3つは来年第1四半期中に完成、内2棟の売却交渉が間もなく妥結する見通しだ。残りの3棟も2001年までに完成すると言う。(NST:11/23)