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1998-11-23 ArtNo.17381
◆＜星＞インドネシアとの貿易統計はいつでも公表：通産省
【シンガポール】シンガポール通産省スポークスマンは20日、インドネシアのラハルディ・ラメラン通産相の「シンガポールは両国間の貿易統計を隠蔽している」との非難に反論するとともに、関係統計数字をいつでも公開する用意があると声明した。
ラハルディ通産相はこの日、ジャカルタで催された経済会議に出席後、マスコミのインタビューに応じ、「シンガポールはインドネシアとの間の貿易統計数字を隠蔽しており、このことが自分の通産相としての立場を困難に陥らせている」、「シンガポールはまた50億米ドルの二国間貿易融資に過酷な条件を設けており、このこが両国の話し合いの障害になっている」、「インドネシアと他の貿易相手国の関係は良好だが、シンガポールとの関係だけが、順調でない」等と語った。
これに対してシンガポール通産省スポークスマンは「シンガポールは1963年以来、インドネシアとの貿易統計数字を明らかにしていないが、1970年代以来、同統計資料はインドネシア側に手渡している。もしインドネシア政府が公表する方針を決めるなら、反対しない」と述べ、さらに「シンガポールは貿易保証計画の経験がないことから、同スキームが濫用されないよう防犯策を講じている。もしある種の濫用が生じれば、市場に一層の打撃を及ぼす」と指摘した。(ST,BT,LZ:11/21)
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