1998-11-21 ArtNo.17372
◆<印度>ケララ州電子業開発公社、日本企業等の支援下に事業拡張
【ティルヴァナンタプラム】ケララ・ステート・エレクトロニクス・デベロプメント・コーポレーション(Keltron)は電子部品ビジネスの拡張に本腰を入れており、Kannur拠点の子会社Keltron Component Complex Ltdは2001年までに年商100クローの達成を目指し、その操業規模を3倍に拡大する。
ケルトロン・コンポーネントは同拡張計画の下、生産施設の近代化と製造品目の拡大を図ると同時に、アルミ・エレクトロニク・キャパシタの年産能力を現在の1億5000万ピースから、当面2億5000万ピースに、その後さらに5億ピースに拡大する。また3クローを投じてアルミ・ホイールのエッチング/フォーミング工程も備える。これらはこれまでは輸入に依存してきた。
ケルトロンのSatheesh Kumar重役(MD)は最近代表団を率いて日本、台湾、タイを訪問、ナガノ・デンシとアルミ・ホイルのエッチング、ルビコンとキャパシタの製造、タイのチンサン・エレクトロニクスとsnap-on-typeキャパシタの製造、台湾のEテク・インクと通信機器の製造に関わる覚書や契約を取り交わした。また既存パートナーの日立とはコントロール・システム、インスツルメンツ・システム、ディストリビューション・オートメーション・システム領域における協力関係が補強されると言う。(THBL:11/20)
|