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1998-11-19 ArtNo.17337
◆＜馬＞ＡＰＥＣサミット、金融危機克服目指す行動宣言採択
【クアラルンプル】アジア太平洋経済協力会議(APEC)クアラルンプル・サミットに出席した加盟21ヶ国(地域)のリーダーは18日、Ｇ22フォーラム拡大組織を通じて国際金融システムを補強するとともに、専門委員会を設け、資本の国際的な移動を適正に保つための制度を検討すること等の内容を盛り込んだ行動宣言を発表、2日間に及んだ首脳会議の幕を閉じた。
今回のサミットのホストを務めたマハティール首相により読み上げられた同宣言の中で、各国の指導者は、経済危機を管理する国際委員会を設け、民間部門の負債再編を支援するとともに、銀行システムと証券市場の監督機能を強化すること等を提案している。
マハティール首相は、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内に設けられたインテリジェント・シティー、サイバージャヤで催されたサミットの終了後、「会議は成功だった」と満足の意を表明、シンガポールのゴー・チョクトン首相は「ＡＰＥＣはアジアの経済危機克服と環太平洋経済の再編に向け大きく一歩前進した」とコメントした。(ST,BT,LZ:11/19)
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