1998-11-18 ArtNo.17320
◆<星>Comdex、アジアのEコマース・ハブ販促
【ラスベガス】マー・ボータン運輸通信相は16日、当地で開幕したComdex Fall'98の会場で、満場のビジネスマンらを前にアジア太平洋地域のEコマース・ハブを目指すシンガポールのビジョンを披露した。
同相が市場調査会社IDCのレポートを引用して語ったところによると、日本を除くアジアのEコマース取引規模は1997年の1億3000万米ドルから2001年の160億米ドルに拡大する見通しで、シンガポールは企業がこうしたブームに乗るためのベースを提供する。シンガポールは技術者のプールや先端的インフラの整備を通じて、Eコマースのあらゆる活動を支援する。
国家コンピューター局(NCB)のマイケル・ヤップ副局長(副CEO)が、マー運輸通信相を引き継ぎ、マルチメディアを駆使して広帯域全国通信網“シンガポール・ワン”のプレゼンテーションを行った。
今回のショーにはシンガポール企業20社余りが参加、この内14社は貿易開発局(TDB)、NCB、電信局(TAS)が共同で設けたシンガポール・パビリオンに出展している。
またクリエイティブ・テクノロジーズ、アズテク・システムズ、Adroitイノベーションズ、FISテクノロジー、インターネット・アプライアンス、タイムズ・トレード・ディレクトリーズ等は独自に出展した。これらシンガポール企業の内11社は今回初めて参加したもの。(BT:11/17)
|