1995-05-25 ArtNo.1730
◆<泰>投資局、年間1千社の日系中小企業誘致目指す
【バンコク】タイ投資局(BOI)は年間1千社の日系中小企業誘致を目指している。
BOIのスタポーン・カウィタノン局長は6月1~6日に予定される訪日に先だって、23日以上の消息を語った。それによると、同目標は1米ドル=85~95円時代の環境に基づいて設定されたものである。同局は1米ドル=120円時代に東京オフィスをオープンしたが、昨今の環境の変化に対応し6月5日には日本支援産業の中心地の大阪に第2のオフィスをオープンする。しかし、日本の中小製造業者を誘致するためには、依然としてタイ市場への信頼を補強する必要がある。誘致に際しては自動車産業と電子産業の支援部門がターゲットとされる。またこれら2領域における鋼材需要が急増しており、向こう3年間には日系鉄鋼メーカーはタイにおけるプレゼンスを一層強化する見通しと言う。(BD:5/24)
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