1998-11-14 ArtNo.17279
◆<馬>MDC子会社、インターネット・ベースの人材斡旋ビジネス開始
【クアラルンプル】マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)の調整機関を務めるマルチメディア・デベロプメント・コープ(MDC)の投資部門Meitech Development Sdn Bhdは12日、MSCの知的労働者需要に応じるためインターネット・ベースのクリアリング・ハウス“Knowledge Workers Exchange Sdn Bhd(KWX)”を創設した。
MDCのオスマン・ユップ・アブドラ会長によると、2003年にはMSC企業は3万2000人以上のこの種の労働者を雇用、内訳は59%がテクノロジー・ワーカー、17%がビジネス・バック・グランドを有する者、7%が創造性を有するもの、4%が研究開発(R&D)要員で、国内総労働人口の20%が知的労働者で占められる。
KWXはリクルートとサポート・サービスの需要に応じ、そのサービスは中核領域、支援領域、補助領域に分類される。目下、KWXは約600人の人材のデータを有するが、3万2000人の需要に応じるには、15万~20万人のデータベースを準備する必要がある。これらの人材はマレーシア国内に居住するものに限らず、海外在住のマレーシア人のデータも蓄積される。同社は地元大学と密接に協力するとともに、労働省とも協力関係を結ぶ可能性を研究している。KWXのウェブ・サイトはhttp://www.kwx.com.my。(STAR:11/13)
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