1998-11-12 ArtNo.17244
◆<星>ネット情報で日本/香港に次ぎアジア第3位に
【シンガポール】アジアにおける企業情報のインターネットを通じた配布では、日本企業が先行、香港、シンガポールがこれに続いている。
英国拠点のCarol(Company Annual Report On-Line Service)が調査したところ、日本企業トップ100社中75社がオンライン・ウェブ・ページを有し、3分の2が年次報告書をオンライン化している。香港企業トップ100社中オンライン・ウェブ・ページを有するものは50社、シンガポールでは45社となっている。シンガポール企業45社の僅か3分の1が年次報告書をオンライン化している。
一般にアジア企業を同レベルの米欧企業に比べると、年次報告書をオンライン化している比率は半ばにとどまっている。昨年3月にCarolを創設した英国拠点のメディア/PR会社マーチ・コミュニケーションは、企業のために年次報告書やその他のデータのインターネットを通じたディストリビューションを無料で引き受けている。同サイトへのアクセスは1日2万5000件を数える。
マーチは先週Carolのアジア・バージョンを設けており、インターネット・ウェブ・ページの制作も引き受けると言う。Carol/Asiaのアドレスは、http://www.carolworld.com.。(BT:11/11)
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