1998-11-12 ArtNo.17241
◆<星>知識集約製造業と輸出志向サービス業を両輪に:EDB会長
【シンガポール】経済開発局(EDB)の“インダストリー21”イニシアチブは、製造業領域における知識集約活動と輸出志向型サービスを両輪としている。
EDBのフィリップ・ヨー会長が同局年次報告書の中で明らかにしたところによると、EDBは同イニシアチブの下、引き続き地元の相手先商標製造業者(OEM)やODM(オリジナル・デザイン・マニュファクチャラー)企業に支援を提供するとともに、インターネット・テクノロジーやEコマース等の新領域の振興に努める。
シンガポールが引き続き投資を誘致し、既存の企業を定着させるためには、休み無くその能力をアップグレードし、競争力を維持する必要がある。シンガポールが知識集約産業の躍動するグローバル・ハブで有り続けるには、国民は絶えず新技術を導入し、技能に磨きをかけねばならない。またシンガポールの経済基盤が如何に強力でも、政府は依然としてコスト削減とインフラ投資を拡大する必要があると言う。(BT:11/110)
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