1998-11-10 ArtNo.17220
◆<印度>パワーグリッド、送電事業民営化の国際入札準備
【ニューデリー】民間部門の参入に道を開く送電法の改正を受けて、パワー・グリッド・コーポレーション・インディアLtd(PGCIL)は、民営化が可能なプロジェクトをリストアップ、国際入札の募集を準備している。
消息筋によると、最初に民営化が計画されているのは、見積もりコスト200クローの400 kV Kohlapur-Pondaラインと見積もりコスト300クローの400 kV Raipur-Rourkela ラインで、これらのプロジェクトは施工から経営、保守まで完全に民間の手に委ねられる。しかし送電網そのものの所有権はPGCILにとどめられる。
PGCILはこの他に総額5200クローのプロジェクトの民営化を準備しており、こちらにはPGCILと民間企業の合弁方式が採用される。しかしPGCILは少数権益を保持するにとどめる見通しだ。
これらのプロジェクトとはオリッサ州における3000クローのHirma power project、タミールナド州における650クローのCuddalore project、グジャラート州における800クローのPipavav project、500クローの400 kV Purnea-Lucknow east-north AC inter-regional link project。(IE:11/9)
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