1998-11-09 ArtNo.17201
◆<馬>教育省、マイクロチップ産業振興で合同委員会の設置提案
【クアラルンプル】教育省はマイクロップ産業を振興するため、地元大学、政府、業界の代表から成る合同委員会を設けることを提案した。
ナジブ・トゥン・ラザ教育相が6日催された“CAD/ICデザイン産業の振興”と題するセミナーの開幕式を主宰後記者会見したところによると、合同委員会はマイクロチップ産業の育成に必要なデザイン・エンジニアやテクニシャンの数を算定し、地元高等学府のカリキュラムに調整を加える。
国内には既にリサーチ・デザイン・ラブが存在するものの、その活動はそれほど活発でない。目下のところ国内には100人に満たないデザイナーやプロセス・エンジニアが存在するに過ぎないが、より多くのウエハー・ファブが誘致され、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)が軌道に乗るのに伴い更に多くのデザイン・ハウスが設けられ、来年末までにはこの種の人材2000人が必要になる見通しだ。
ナジブ教育相はこの日、Amica Technologies、ユニバーシティ・クバンサアン・マレーシア、インターナショナル・イスラミック・ユニバーシティーのデザイン・ラブ設置覚書調印式にも立ち会った。(STAR:11/7)
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