1995-05-25 ArtNo.1720
◆<星>日系メーカー等、TV/VCRの保証期間を短縮
【シンガポール】当地の主要消費用電子製品メーカーは来月からカラー・テレビやビデオ・カッセット・レコーダー(VCR)の保証期間を1年に短縮する。
現在一般にカラーTVの保証期間は4年、VCRのそれは2年となっているが、小売価格の下降と保守コストの上昇が保証期間短縮の原因とされる。短縮を決めたのは、ソニー、日立、東芝、サムスンで、フランスのトムソンは現状を維持、引き続き状況をモニターするとしており、韓国のゴールドスターは未定、オランダのフィリップスは21インチ以下のカラーTVとVCRの保証期間短縮を決めた。電気電子製品製造・輸入業者協会は最近同問題を協議したが、日系マーケット・リーダーの方針は全会一致の支持を得るには至らなかった。ディーラー筋はこの種の問題はそう簡単に変更できないとする一方、保証期間を4、5、6年に延長するのは販促のテクニックに過ぎないとしている。(BT:5/24)
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