1998-11-07 ArtNo.17187
◆<馬>サイムUEP、1800エーカー・タウンシップ開発
【クアラルンプル】サイムUEPプロパティーズBhdは、住宅不動産市況の回復が近いと見て、来年下半期にもBukit Lanchong Estateの1800エカーの土地におけるタウンシップ“プトラ・ハイツ”の開発に着手する計画だ。
サイムUEPのモハメド・サイド重役(MD)が5日の年次総会後語ったところによると、開発は向こう7年間に数期に分けて進められ、25億Mドルの売上達成が目指される。プトラ・ハイツはUEPスバン・ジャヤ・タウンシップと、南方のプトラジャヤ、サイバージャヤ、KLインターナショナル・エアポートの間に位置し、ノース・サウス・エクスプレスウェイがプトラ・ハイツを横切っている。
全体の39%の土地に住宅、商業、工業、公共施設が開発され、残りはタウン・パーク、遊戯広場等、オープン・スペースとして維持される。このため住宅戸数も1万366ユニットにとどめられる。この内3800ユニットは低中コスト住宅となる。
住宅市況は向こう6ヶ月以内に動きが生じる見通しだが、商業/小売不動産の回復には3~4年を要する見通しだ。
サイムUEPプロパティーズの1998年6月期年商は38%減の3億1610万Mドル、税引き前利益は22%減の1億7010万Mドルで、3億9297万Mドルの現金準備を有する。同社は現金準備を運用する狙いから1、2の不動産関連大型買収計画を検討中と言う。(STAR:11/6)
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