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1998-11-06 ArtNo.17174
◆<馬>首相に指示されれば法廷偽証も行う:検察側承認
【クアラルンプル】アンワル・イブラヒム前副首相の職権濫用に関わる公判の検察側証人を務めるマレーシア警察政治部のモハメド・サイド・アワン元部長は、5日の被告側弁護士の質問に対して仮に副首相よりも一層地位の高いものから命じられれば、法廷で偽証する可能性を示唆した。
退職を前に休職中のマレーシア警察政治部のベテランは、6時間にわたる被告側弁護士の質問責めに合い、自身の証言の法廷記録に目を通すことを裁判官に求めたが、受け入れられず、弁護士の執拗な追及を受ける中で終に法廷偽証も敢えて行うことを認めた。
それによると証人は1992年の“ソリッド・グリップ”と称するアンワル氏の身辺調査に参加して以来、アンワル氏がある種の不道徳行為を行っていると信じていたが、にも関わらずアンワル氏の行状をマハティール首相に密告したウミ・ハフィルダ・アリ女史とアジザン・アブバカル氏に対して密告内容を取り消す誓書を書かせたのは、自分の直属の上司より身分の高い副首相から指示されたためであると語った。
これに対して被告側弁護士は、それなら仮に副首相よりも身分の高い者から法廷で偽証するよう命じられたなら、それに従うかとの質問に、モハメド氏は状況次第ではそうするかも知れず、またそうしないこともあると答えた。これに対して裁判官が一体どういう状況の下に偽証するのかと質問すると、モハメド氏は分からないと回答した。
モハメド氏はこの日、またマハティール首相の経済顧問を務めるダイム氏がアンワル氏の私設秘書の妹ウミ・ハフィルダ・アリ女史と共謀し、アンワル氏の追い落としを図った可能性を示唆した。
被告側弁護士はここで、モハメド氏がマハティール首相に提出した報告書にはそうした内容が含まれていたのかと質すと、モハメド氏は「否定しない」と答えた。モハメド氏は同報告書がダイム氏、ムガ・ジュニド国内取引消費者事務相夫妻、マラッカ州のアブドル・ラヒム元首席大臣の名に言及していた事実を認めたが、これらの人々がアンワル氏の追い落としを図っていると首相に報告したとは認めなかった。このため被告側弁護士は当局に関係報告書を証拠物件として提出するよう求めた。(ST,LZ:11/6)
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