|
1998-11-06 ArtNo.17171
◆＜馬＞テレコム、サービス改善でＭ＄１０億－２０億追加投資
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は来年7月から導入が予定されるイコール・アクセス・コンセプトに伴う新たな競争環境に備え来年は10億～20億Ｍドルを投じてネットワークとサービスの改善を図る。
アリ・ハッサン会長がスター紙に語ったところによると、以上の資金は通常の資本支出に追加される。ＴＭＢの来年の資本支出は、これまでの年間30億Ｍドル以上から約20億Ｍドルに縮小されている。
ＴＭＢはマルチメディア・ネットワークを構築、従業員の訓練にも力を入れる。同社のネットワークは既にデジタル化が進んでいるが、一部のネットワークは、銅線から光ファーバーへの転換等、アップグレードを必要としている。景気低迷で通話回数や法人顧客の減少が見られる。
ＴＭＢは近くワイヤレス・ローカル・ループ技術を用いた100万回線の新規敷設契約を発注する計画で、目下入札業者の選考が進められていると言う。(STAR:11/5)
|