1998-11-06 ArtNo.17166
◆<星>エンロン/CMS/エジソン、トゥアス・パワー権益争奪
【シンガポール】米国最大の電力会社エンロンが地元企業ユナイテッド・エンジニアLtd(UEL)と共同で入札書類を提出したことから、30億Sドルのトゥアス・パワー(TP)権益(60%)は、米国のトップ電力会社3社と手を結んだ政府系コングロマリット2社およびUELの間で争われることになった。
政府投資会社タマセク・ホールディングズが9月に募集したTP民営化入札の資格審査の受付は4日正午に締め切られ、ケッペルFelsと米国CMSエネルギー子会社CMSジェネレーション・カンパニーのチームは同日10時30分に、スンブコープ・エネルギーと米国エジソン・ミッション・エネルギー子会社エジゾン・ミッション・エネルギー・アジアはほぼ11時に、UELとエンロン・チームは11時45分頃にそれぞれ、申請書類を提出した。タマセク・スポークスマンによると、入札資格審査は約2週間で完了すると言う。(ST,BT,LZ:11/5)
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