1998-11-03 ArtNo.17131
◆<印度>新アルミ精錬コスト、既存施設を15%下回る:ヒンダルコ
【ムンバイ】国内最大の民間アルミ会社Hindalco Industries Ltd(HIL)がオリッサ州に8000クローを投じて建設を計画する新アルミ精錬施設の生産コストは、既存施設のトン当たり950米ドルを15%下回る見通しだ。
アナリストによれば、現在のトン当たり950米ドルのコストも、世界平均の1250米ドルをかなり下回っているが、仮に新プラントの生産コストが800米ドル台になるとすれば、恐らく世界一低コストなアルミ精錬プラントになる。
HILのアスカラン・アガルワル社長によると、コンサルタントを引き受けたカイザー/ベクテル・チームは技術/経済事業化調査報告書を今月末までに提出する。既に技術パートナーは選定しており、プロジェクトの最終的実行が決まった時点で、パートナーの社名を発表すると言う。(IE:11/2)
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