SEAnews 1998-11-03 ArtNo.17129

【クアラルンプル】ロイターズ・マレーシアSdn Bhdはマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)における新プロジェクトに向こう5年間に2000万Ｍドルを投資する。
ロイターのマレーシア／ブルネイ・カントリー・マネージャーを務めるグドルーン・ニーナベル女史が、ペトロナス・ツイン・タワー2に450万Ｍドルを投じて設けられた新オフィスの開所式後語ったところによると、今年6月1日にＭＳＣステータスを認められた同社は、ＭＳＣ関連プロジェクトの他、新製品や新サービスを持続的に開発していく計画で、一部の製品は向こう数カ月間にも発表される。
最近マレーシア市場に紹介されたリスク・マネージメント・プログラム“Kondor+”はその1つで、同製品はアジア太平洋地域の80サイトに既に設置されている。この他、ユニット・トラストやファンド・マネージャー向けのウェブ・ベースのディリバリー・システムも近くプロモーションを開始する。
ＭＳＣ関連事業としては電話顧客管理システムの“リージョナル・カスタマー・マネージメント・センター”サービスが11月2日から当面マレーシアとブルネイを対象にスタートする。
この他、2000年(Y2K)問題対策に120万Ｍドルの投資が予定されていると言う。(STAR,BT:11/2)