1998-10-30 ArtNo.17088
◆<印度>自動車のアショック/エスコーツ共に、不振な業績報告
【ニューデリー】地場大手商用車メーカーのAshok Leyland Ltd(ALL)はコスト削減努力が奏功してか、第1四半期の現金赤字を第2四半期に埋め合わせ上半期を通じて0.35クローの現金黒字を実現した。
ALLの上半期売上は昨年同期の924.33クローから858.68クローに下降、税引き前損失は昨年同期の32.41クローから36.73クローに悪化した。
ALLの車両販売台数は第1四半期5199台、第2四半期6882台、上半期を通じて1万2081台と、昨年同期の1万4815台に及ばなかった。ALLが中核とする中・大型商用車販売は18%下降したが、業界全体の42%の落ち込みに比べれば、小幅な落ち込みとなっている。
一方、トラクター大手のエスコーツLtdは上半期に売上を昨年同期の706.42クローから692.39クローに下降させたものの、純益は昨年同期の55.25クローから55.62クローに僅かながら改善させた。(IE,TH:10/29)
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