1998-10-30 ArtNo.17084
◆<馬>CDRC、20社/負債総額M$60億の再編申請受理
【クアラルンプル】企業負債再編委員会(CDRC)は、上場未上場企業20社以上から総額60億Mドルの債務に対する支援申請を受けている。
CDRC運営委員会のC.ラジャンダラム委員長が28日明らかにしたところによると、20社中10社は上場企業で、これらの企業は上場規則の開示義務に基づき状況を報告するため、現時点で社名を明らかにすることは控える。しかしこれらの企業にレノンBhdは含まれていない。CDRCは債権者と債務者の間に立って問題の解決を支援するが、支援措置は63日の期限内に5段階に分けて実行される。
第1段階の期間は10日で、負債企業から提出された申請を検討し、話し合い後、債権者委員会を組織する。第2段階ではコンサルタント会社が指名される。第3段階では初歩的報告書が作成され、債権者は初歩的評価を提出する。第4段階では最終報告書が作成され、債権者委員会及び全ての債権者の承認を得る。第5段階では債権者から承認された施策を実行する。
以上の過程でいずれかの側から不同意が表明されたなら、話し合いはそこで終止符が打たれる。CDRCの役割には法的裏付けがなく、話し合いは関係各方面の自主的意思に基づいて実行され、各方面に有利な解決策が模索されると言う。(NST,STAR,ST,BT,LZ:10/29)
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