1998-10-29 ArtNo.17074
◆<印度>インフォシス、新たに3つの海外ソフト開発センター計画
【バンガロール】バンガロール拠点の地場大手ソフトウェア企業インフォシス・テクノロジーズLtdは向こう6ヶ月間に欧州と米国、そしてフィリピンもしくは中国に新たなソフトウェア・デベロプメント・センターを設ける計画だ。
インフォシスは現在、バンガロール、マンガロール、プーナ、ブバネシュワル、チェンナイにソフト開発センターを設けている他、米国、カナダ、欧州、日本、極東、アフリカにも同様なセンターを有する。同社のソフトウェア輸出の80%は米国向けで、欧州は13%を占めている。
消息筋によると、海外にソフト開発センターを設ける理由には、顧客への接近、ソフト開発コストの引き下げ、人材募集、ソフト開発のグローバル化が挙げられるが、米国預託証券(ADR)の発行計画とは特に関係はない。ADRの発行時期は市場のコンディション次第で、早ければ11月、あるいは来年1月になる可能性もあると言う。(ET:10/28)
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