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1998-10-29　ArtNo.17068

【クアラルンプル】マレーシア高裁は28日、既に治安維持法(ISA)の適応が解除されたことを理由にアンワル前副首相の人身保護申請を棄却した。
アンワル氏は、支持者が無届けの街頭デモ及び集会を催したことを理由に9月20日にＩＳＡ下に逮捕されたが、10月14日にＩＳＡ下の逮捕を解かれ、一般法下に再逮捕されていた。
高裁のアブドル・ワハブ判事によると、アンワル氏は審理未了のため高裁から再拘留を命じられたもので、人身保護令により同高裁判決を覆すのは、誤りである。仮に釈放を求めるなら通常の上訴手続きを採る必要がある。
またアブドル判事とアブドル・ガニ・パタリル上級副検察官との個人的関係を理由とした、裁判官の交替申請に関しては、同判事は、今回の人身保護申請は取るに足りない軽薄な申請であることから、自分自身を不適格と裁定する必要も存在しないと一蹴した。(STARｵﾝﾗｲﾝ:10/28)

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