1998-10-29 ArtNo.17061
◆<星>スンブコープ傘下にASEAN最大の建設会社が誕生
【シンガポール】シンガポールの政府系コングロマリット2社、スンバワン・コーポレーションとシンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーションの合併により発足したSembcorp Industriesの傘下にASEAN最大の建設会社が誕生した。
スンブコープが27日発表したところによると、シンガポール・テクノロジーズ・コンストラクションとスンバワン・エンジニアリング・アンド・コンストラクションの統合再編により、建設/土木工事を専門とするSembCorp Constructionとプラント・エンジニアリングや公益事業を専門に手がけるSembCorp Engineeringが発足した。
スンブコープ・コンストラクションの手持ち契約は約20億Sドルにのぼり、域内最大規模になる。リャンコートのポール・チエン(銭紹武)マネージング・ディレクター兼最高経営者(CEO)が1999年1月1日付けで新会社の社長に就任する。
スンブコープ・エンジニアリングの社長にはスンバワン・エンジニアリング・アンド・コンストラクションのタン・キンフェイ(登建輝)副社長が昇格する。
また両新会社の会長はスンブコープ・インダストリーズのウォン・コクシウ(黄国紹)社長兼CEOが兼務する。(ST,BT,LZ:10/28)
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